【資格にまつわるエトセトラ】資格論
ワタシ今年は事情があり、資格をとりまくりました。
衛生管理者からボイラ1級、電気工事士に危険物と。
それにケアマネですよ。これだけ資格の千本ノックを浴びると資格のコツが見えてくるものです。ということで、今回はワタシの資格論です。
資格は基本的に数か月の短期間勉強すれば合格するものがほとんど。
※司法試験や会計士、税理士の超難関を除く。
たとえば、ケアマネだと、ワタシの感覚ですが、一日一時間×3か月=90時間、まるめて100時間勉強すればまず合格すると思います。
宅建だと300時間とか、司法試験だと5000時間とか、ネット探すといろいろありますね。この勉強時間、およそあってると思います。とくに簡単な試験になればなるほど。
例えばスキー、10日滑走した人、30日滑走した人、多少の運動神経で誤差はありますが、ほぼ同じレベルになります。つまりそういうことなのです。
正しいやり方で、日数を経過すれば、自動的にそのレベルに到達します。
いわゆる足をそろえて滑るパラレルターンは何日くらい、より小刻みなウエーデルンは何日とか。そういうもんなんです。運動神経はほぼ誤差ですよ。
資格も同じです。つまり、「正しいやり方」で「継続」することで、基本的に合格する、=合格レベルに到達します。つまるところ、合格できない人は、「正しいやり方」で「継続」のどちらかが欠けていると思われます。
まず、「正しいやり方」
昔はこの正しいやり方を探すのが一苦労でしたが、最近はネットのおかげですぐ見つかります。キーワードで、受験する資格、勉強法と入れて検索すれば、たくさんの合格体験記が見つかります。これをザーッとみてみましょう。
あら不思議、おおよそ皆同じような勉強をしてますよ。
使う参考書が違うくらいで、最大公約数は、①参考書(買う人と買わない人がいますね)と問題集を買う、②問題集を繰り返し解く、以上。
参考書と問題集はアマゾンで高評価のを選べば、大丈夫。
あとは信じて繰り返すだけ。
簡単だよねー
それだけなんですよ。けど、ここで失敗する人もいます。
たとえば、不安になってたくさん参考書かってしまい、あっちこっち飛び回り、結局身につかずとか。
それと重要なこと。
最初購入した参考書や問題集を読みだして、わからない、これ当然なんですね。
ワタシも最初通読するときは、8割わからん、というレベルでとにかく終わらせる。
それでいいんです。最初だからわかるわけない。
立ち止まって理解するまで進まないとか、やめましょう。わからなくても進むべし。ズンズン行きましょう。ズンズン運動です。
2回目通読、うーんわからん。でも前回8割わからなかったけど、今回は5割くらいかな。
そーいうことなんです。とにかく数をこなしましょう。そうすれば自然と理解が進みます。
そんなもんです。あとはとにかく繰り返す。ワタシケアマネ試験では問題集を7回転しました。
そしたら最後は覚えてましたね、問題を。それでいいんです。
※危険物の試験、ジニトロソペンタメリツレンテトラミンとか、は?
メチルエチルケトンパーオキサイド?、は?
いーんです。4-5回目でなんとなく理解できてきて、10回くらいくりかえしましたかね。
合格ですよ。ほんと、そんなもんです。回数ですよ。
人より多く素振りすれば人より多くヒットを打てるわけです。
ということで以上が「正しいやり方」です。
やり方に個性は不要ですからね。オレ流とか。合格するのが目的なので、合格してから個性を発揮しましょう。
それとここで省力化はでませんので、そういう便利なものを探す、青い鳥を求めることもやめましょう。
そんな都合のいいものはありません、あしからず。
次、「継続」ですね。
これはやる気ですよ。やる気ない人はしょうがない。これはワタシは関知しません。
最近とある塾で、やる気スイッチを入れます、という、お金払えば自動的にやる気スイッチを押してくれるゴキゲンな塾があるらしいですが、謎すぎます。
やる気は自分でなんとかしましょう。3か月毎日1時間勉強を継続できないのは、もはや日本人の勤勉さもここまでか、モノづくり日本も終わり、というレベル。
残念でございます。
ただ、いえることは短期決戦、普段勉強ができる、できないはあまり関係がないと思います。
ワタシあんまり頭よくないから、とか、いう人いますけど、そういう人見てると、どこかかけてますね。
たとえば、ショートカットした勉強法を探したりとか、継続できないとか。
くりかえしますけど、①ネットで最大公約数の勉強法を探す→②まねする→③毎日勉強する→④合格する
ということなんですね。簡単でしょ。
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