理事長ブログ

【高齢事業から見えること】役割の重要性

高齢者福祉を業として行っておりますと、普通の人より高齢者をたくさんみるわけです。当然ですが。家電量販店で働けば、人より家電をたくさんみて詳しくなるのと同じですね。

多くの示唆があるのですが、今回は「役割の重要性」です。
役割、というのは、社会生活における役割、ということです。

ワタシの感じた示唆は、役割がある人は強く、役割のない人は弱い、ということです。
多くの男性は会社につとめてますよね。会社では何かの役割があるわけです。部長とか、課長とか。定年するとですよ、役割がなくなるのですよ。そうなると、あっというまに老け込むのです。定年後はゴルフをたのしもう!というのは役割じゃないですからね。

一方の女性です。家庭で家事をするという役割には定年がないわけです。そうすると、老け込まないですよ。あたりまえですけど。人間老化するけど、役割は老化防止剤の役割があり、老化を遅らせる効果がある、ということでしょうかね。

今回は男性への示唆ですね。これから団塊の世代が定年退職していくわけですけど、趣味を探そうとか、そういうのはあまりお勧めしませんよ!
社会の中で、役割を持ちましょう。趣味、じゃなくて、役割、です。
やはり、社会で何か役に立っている、という意識は人間の根底に必須なのかな、と思うわけであります。

ではどんな役割さがせばいいの、という問いは自分で考えましょう。ということで、今回は人生?における役割の重要性でした。