【高齢事業から見えること】生活習慣など
小さなことを重ねることが、とんでもないところに行く唯一つの道。
イチロー(1973年10月22日生まれ・愛知県)
ワタシこの格言が大好きで、今回はコレを採用です。
今回のコラムと関係なさそうで関係あるのです。
介護につながる要因は、
脳血管疾患からくるマヒ、
認知症、転倒による歩行障がい、
どうでしょう、このあたりが主なところではないでしょうか。
認知はいつごろ克服されるのでしょうかね。
一昔前のガンとおなじくらい、なるとなおりませんし、
今のところ進行を遅らせることが精一杯。
転倒、これは確率的なところがあるので、
なんともいえないところはあるのですが、
転倒しても、たとえば、骨が丈夫なら骨折、寝たきりになりません。
脳血管疾患、これ、実はかなりの確率で防げると思っております。
遺伝的なものを除き。
つまり、血圧とか、コレステロールとか、
生活習慣の積み重ねが危険性を増加させているわけですね。
生活習慣病とは、
バランス取れた食事とお酒
適度な運動、それと、タバコをすわない、コレを継続するだけで、
生活習慣病にはならないわけです。
わかっているけどやめられないのです。
その結果、介護が必要な状態になるわけでございます。
転倒、骨折もある意味、骨が丈夫なら大丈夫なわけで、
いわゆる骨粗しょう症は適切な生活習慣であれば、かなり防げるわけでございます。
生活習慣病の王様、糖尿病。
透析、失明、壊疽による手足切断、これ、わかってるけどやめられない、といえますかね、みなさん。
Ⅰ型以外は、生活習慣ですよ。
ワタシ、透析患者で両足壊疽で切断、生活保護で、施設断られ、入所できず、という例を見たことがございます。
正直恐怖でした。乱れた食生活でそこまでいったわけですよ。。
繰り返しますけど、毎日気をつければ、こうならないのですよ。
毎日継続することができないなら、自分の行く末を想像しましょう。
と、ワタシの仕事は介護です。
介護ですけど、ワタシは目の前の仕事をやるだけの介護はしたくないのです。
「持続可能な介護」ということを考えております。
つまり、今のままでは介護保険は維持できなくなります。
維持できないというのは、人もいない、財政もたりない、
よって、利用者の負担があがるわけ、人的、資金的リソースが不足するわけです。
自分でできるところは予防しましょう、やむなくお世話になるかもしれないけど、
なるべくお世話にならないようにしましょうよ、と。
そんなに難しいことでなく、
適度な運動、バランスいい食事、お酒
定期的な健康診断と、タバコをすわないこと、この程度です。
小さいことを積み重ねて、介護が不要な将来を手に入れましょう!
介護を予防したい、介護事業者の副理事長でした!!