理事長ブログ

介護人材について

皆さん職員の募集を行って、応募ありますか?といきなり直球勝負です。応募ないでしょ(小声)。なぜなら、職員が集まらなくて、ユニットを閉鎖している特養や老健、病院、はてはそれで閉店したデイサービスの話、たくさん聞いておりますので。

ワタシは思います。賛否あるかとおもいますが、思い切っていうと、「外国人労働者」を採用するしかない、と思っております。

皆さん、コンビニとか居酒屋行くと、かなりの確率で外国人(特にアジア)の方々が働いているのを目にしますよね。これ、単純労働なので、基本的に留学生だと考えてください。外国人の単純労働の就労は法律で認められていませんので、学生、という身分でアルバイトをしているのが実態です。アルバイトで稼いで国に帰るか、高度専門職として日本の企業に就職するか、という目的で働いているわけです。コンビニでも本社の経理とかであれば、外国人でも就職できますが、店員であれば、学生身分がないと就労できません。

外国人の店員さん、仕事ぶりどうおもいますか?皆さんよく働いてますよね。ワタシがよく行くコンビニにもムハンマドさんというイランだかイラクの店員さんがおり、お昼の混雑時間にてきぱきとお客さんを捌いており、店長を超える存在感を出しています。

単純労働の介護、という職種でいうと、現在わが国では、EPAに基づきフィリピン、インドネシア、ベトナムの3カ国から受け入れることが可能です。もう一つ、外国人技能実習生制度という制度で単純労働を受け入れる制度がありますが、対象職種は限定列挙されており、介護は適用外になっています。介護を対象職種に加えるべく現在国会に提出中(平成28年12月現在)なので、近じか外国人技能実習制度に基づき認められる方向かと思います。

もはや日本は就労人数のみならず、人口が減ります。一方で高齢者が増加するわけで、誰が担い手になるのかと。現場で募集しても集まらない、という現状はすでに来るべきわが国の就労構造を先取りしているのだと思います。やるしかないです、採用します、というか、ワタシ、もっと踏み込んで、外国人就労者を地域に紹介する仕事まで広げたいと思っております。就労人口がさらに減り、今よりもさらに職員が集まらなることが見えているマクロ環境は明らかなので、明らかなことは、明らかになりますよ、しつこいですが。

働く人がいる環境を作ることも、地域の安心安全を担うこと。とはいえ、スタディしたものの、新規店舗やらなんやらで、手が回っていません。。。新規事業への熱意を持っている人材がおりましたら、ご連絡ください!力を合わせて地域に貢献しましょう!

 

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