経営事例その5
小規模のサービス付き高齢者住宅を数十箇所運営する事業者さんから当初ファイナンスのご相談、業界で有名な企業だったので、調べていくと、、、
急速に経営を拡大したことで、施設開発に職員募集と稼働率が追いつかず、日々赤字がつみあがることが判明、急遽スポンサー探しを提案しました。
社長もある程度は予想していたようで、スポンサー候補との面談を進めていきました、が、やはりどこかで自分でやれる、という思いがあったようです。社長独自でなにやら金策をしておりました。結果スポンサーとの協議は決裂、ここでワタシは手を引きます。思いを同じくできない人とは同じ船に乗れません。
社長はこの後、ナゾの高利貸しから借入を実行、それでも資金が回らず、高利貸しから追加借入、で、結局高利貸しが経営権を取得、そしてその高利貸しが施設バラ売りし企業は解体という結末。
これもよくある事例、このくらい粘り腰じゃないと社長できないのかな、と思う反面、こうなる前に粘れよ、と思いつつ、利用者さんや職員を第一に考える社長は少ないよね、と思ったりします。
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