コンサルティングの手順
色々事例を紹介しましたが、ここで、弊社でコンサルティングを受ける場合の手順についておさらいです。
まずはご相談をいただくわけですが、当然お困りがあるわけですね。お手伝いはお困り程度によりこちらからお手伝い内容(方法、価格等)をご提案します。
大きく分けて2つのパターンがあるかと思います。まずは、経営改善で対処できる場合。これは事業計画を経営者と話しながら作成し、その事業計画を進めていきます。つまり、課題が明らかで、その課題に対処する方法があるのならば、優先順位をつけて事業計画の中で実行していく、というプロセスになります。私どもの関与は事業計画策定と、その後のモニタリング、というところだと思います。事業計画に落とすまでもない小さい改善であれば、その処方箋のみ作成し、実行、モニタリングとなります。
経営改善で対処できない場合。売却ですね。あるいは閉鎖も視野に入ります。この場合ですが、売却条件について当方から提案、経営者と合意が出来た場合、当方でインフォメーションパッケージといわれる簡易デューデリジェンス資料を作成、候補者を選定、交渉し、契約書を締結します。閉鎖の場合は閉鎖する方法を議論でしょうか。
当方の強みは介護事業を運営しているため、当然ですが業界事情は話す必要がありません。一般的なコンサルタントでは業界を理解してもらうところからスタートしますので、入り口苦労すると思います。
また、M&A仲介業務は作業が企業の大小でそんなに変わりません。なので、一般的にM&A仲介会社は小さいサイズの企業を嫌がる傾向にあります。小さいと手数料が取れませんので。それに、零細企業だとM&A仲介会社へアクセスすることはほぼムリだと思います。相手にされません。敷居は高いです。
経営改善の相談も皆さんはどうされていますか?零細規模で考えると、商工会議所や顧問税理士あたりに相談でしょうか。これも介護を説明するところからスタートで、介護特有で地域特有の問題を理解してもらうのは大変じゃないでしょうか。説明しきれるなら自分で解決できるんじゃないか、と思うくらい。
銀行も、やめましょう。経営を承継したい経営者であるとわかった瞬間、既存の融資は回収モードに入ることは自然な流れです。
ということでワタシたちNPOにご連絡ください。NPOですから。NPOですよ~