理事長ブログ

経営事例その7

北関東のとある療養病院です。ここは2回経営破たんしました。ある意味のろわれた病院です。当初設立した病院グループが経営を投げ出し、さらに引き継いだ投資会社が経営に失敗し破産、清算財団から事業を引き継ぎ、3回目にチャレンジしたのが、印刷やの社長さん、娘が医師ですが。

社長、医療経営まったく知らず、でも、経営は同じだろ、と、みんながやめろ、という中で突入です。

結果、大成功でした。社長は他の病院経営がわからないので、なんで成功したのですか、と聞かれても、普通のことを普通にやっただけ、という反応、本人もこまっておりました。

この病院の忘年会や新年会に何度か呼ばれたことがあるのですが、社長さんや娘さんの院長先生は、進んで職員全員とお話をしてました、それと、盛り上げようとへたくそなカラオケを熱唱してましたね、コミュニケーションですよ。普通の経営とは、こういうところからも見受けられました。

これ、よくある話なのです。私医療法人さんや社会福祉法人さんなどは特に、うーん、という経営をしていることが多いな、という実感です。多少常識がずれている場合が多いかな、と。それでも生きてるんですね、法人は。

なので、まともな経営をしただけで、生き返る、というケース。次回はうーん、の事例を紹介します。

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