お墓の話その1
コラムの第2回目は、お墓の話です。
東京周辺は地方から出てきた人も多く、一族のお墓が地方にある人が結構いるのではないでしょうか?地方にお墓があると、気軽にお墓参りにいけませんよね。そうなると、普段行けないお墓の様子が気になるところ。
最近注目の「ふるさと納税」制度にも、お墓清掃、見守りサービスがありました。香川県高松市、静岡県西伊豆市、佐賀県佐賀市などなど。どれも同じような取り組みで、地元シルバー人材センターを使い、墓の清掃を行い、都会にいるご家族に様子をお知らせする、というパターン、それなりに好評のようで、やはり、自分のお墓の様子は気になるところですよね。
一方残念ながら、ふるさと納税では、お墓メニューのある自治体にお墓がないと、利用できないので、かなり対象者が限られてしまいます。その場合は、民間企業で同じようなサービスがありますので、お墓の様子が気になるようならば、利用してみてはいかがでしょうか。
たとえば、http://www.secom.co.jp/kurashi/housework/no46.html
セコムでもこのサービスを行ってるんですね。
インターネットで検索すると、たくさん業者がありますから、お探しください。
毎年報告を受けていても、故郷との距離はうまりません。根本的なはかるとすれば、お墓を動かす、という選択肢もあります。意外としられていないのですが、お墓の引越しができます。遠方から近隣にお墓を引越しすれば、気軽にお参りできますよね。
たとえば、はからいクラブhttps://hakarai.club/
この会社、ワタシの元同僚が立ち上げたベンチャー企業で、お墓のサービスしてます。今回このテーマにしたもの、これがきっかけです。
お寺さんにしてみると、お墓が引越しされると、檀家さんが減るわけで、移設をみとめないとか、離檀料という名目で多額な請求をされるケースがあるようです。専門家にお願いしてみるのも一つかと思います。
ところで、ワタシどもの事業所のそばに八柱霊園があります。ご存知かもしれませんが、八柱霊園って都営なんですよね。でもご安心を、松戸市民を5年間以上経過していれば、千葉県民でも利用できるようです。柏市や市川市などの周辺市民は入れませんが、、、
ゆりかごから、墓場までが人生だとすれば、墓場も、ソーシャルワークの一つなんだという屁理屈で、第2回は終わります。
今回のコラムは社会福祉士で銀行勤務経験のある本NPO副理事長が担当いたしました。今後も、高齢化社会で直面する問題について、知っておきたい豆知識をコラムとしてご提供しようと思います。ソーシャルワークの一助になれば幸いです。
結グループ(NPO全国生活支援機構)は地域の生活を支えることを目的とした団体です。介護はもちろん、税務、法務、不動産などの専門家がおり、地域の生活支援のお手伝いをしております。詳細で具体的なご相談はそれぞれの有資格者にいただく必要がありますが、「どこに聞いたらいいかわからない」、「何をしていいかわからない」などお困りごとがありましたらご相談ください。
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